車検費用で数万円に及ぶブレーキパッドの交換とは?
車検の見積り項目を細かく見ていくと、「ちょっと高くてこれはどんな修繕なのだろう」と疑問に思うものがあります。
それがブレーキパッドの交換です。
ブレーキパッドとはブレーキを踏んだ時にタイヤの両側から挟み込むようにするパーツのことです。
スピードの減速、停止させるのに必要なパーツで、これはブレーキをかけるたびにタイヤに挟む形になりますので、消耗品になります。
新品のブレーキパットは1センチほどの厚みがありますが使用すればするほど、その厚さもすり減っていきます。
定期点検の際に交換をすれば良いぐらいの耐久性はありますが、使用限界まで使っているとブレーキの効きが悪くなったり、異音が発生します。
そういった状態まで使用するのは大変危険ですので、たとえ値段が高くても必ず交換した方が良いパーツになります。
ブレーキパッドは走行距離が交換の一つの目安となります。だいたい3万キロから5万キロに達するぐらいで交換を行うのが良いでしょう。
ブレーキパッドはタイヤのようなゴム素材ではなく、樹脂が使用されているため、経年劣化は起こりにくいです。
しかしあまりにも長い年月使用しているようでしたら、交換も検討した方が良いでしょう。
2022.07.20